surat kaleng 『中級上級』

2019年7月15日

surat kaleng 『中級上級』

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つい、この間まで、1942-1969 Soe Hok Gie というインドネシア人の運動家の日記を読み、Soe Hok Gieの兄のArief

Budiman の紹介文を読みました。

    【本文】

  • Dia pernah mendapatkan surat-surat kaleng yang antara lain bunyinya…..

      彼には、『匿名脅迫状』が来た。例えば、次のような内容の脅迫状。。。。

Surat kaleng” は、佐々木先生の辞書で調べたら、出て来ません。この単語は、是非乗せてもらうので、佐々木先生に報告しないといけないと思います。

 KBBI(Kamus Besar Bahasa Indonesia『インドネシア語大辞典』)で調べたら、次のように、書いてあります。

 surat kaleng surat buta; surat gelap

 そして、surat buta を調べたら、

Surat yang tidak dibubuhi nama dan alamat pengirim, biasanya dengan maksud mencela,mengkritik dsb.』と書いてあります。

surat 手紙
membubuhi(dibubuhi) 付ける
nama 名前
alamat 住所
biasanya 大体(umumnyaなど)
pengirim 送る人
maksud 意図
mencela 非難する
mengkritik 批判する

【訳】 差出人の名前や住所が書いてない手紙で、大体、批判か非難する内容が多い。

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 最近、中級上級の授業(個人やセミ・プライベート)に、ジャーナリズムの記事をやらせることが多い。難しさが異なり、大体皆さんの意見からして、ほぼ皆が一致して『文法は、簡単ですが、語彙が難しいです』『小学校のストーリーは、語彙は簡単ですが、文法は、難しいです』という意見が出ました。

 確かに、『素材』が簡単の場合、複雑な言い方を作るために、『文法』が必要ですね。

 一方、『素材』が、ハイレベルの場合、複雑な意図を伝えるために、さほど『文法』を使わなくても良いのです。

この観点から、『上級文法』は、『Kompas』など難しい題材を使うのが、逆に、あまり、良くないのではないかと思うようになりました。Simple but

deep の方が、better です。

Posted by アルビー