上級語彙【ceplas-ceplos と basa-basi】

2019年7月15日

上級語彙【ceplas-ceplos と basa-basi】

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さりげなく、生徒さんが、『ceplas-ceplos 』という語を口にされたので、ついつい、教師魂が燃えて、それを直ぐ様、手帳に書き留めました。nativeは、自分の話す言葉にあまり責任が無いので、自分が言っていることを自覚していないことが多いのです。しかし、最近どの授業も、絶えずアイデアが湧いているので、授業を記録する『教育手帳』を設けたのです。これは宝物です!。宝石よりも貴重だけど、宝石か手帳と言われたら宝石です

  1. ceplas-ceplos

    チェプラス・チェプロス

    • 佐々木辞書によれば、『歯に衣を着せぬ』と書いてあります。

      詰まり、相手の感情や思惑を気にせず、思ったまま話している ことです。

      形態は擬態語ということも有り、面白いです。

    例文:

    Kalau bicara jangan ceplas-ceplos . Jangan asal bicara.

    話す時に、考えてから言うこと。詰まり、勝手に話すのではない。

  2. basa-basi

    バサーバスィー

    • 社交辞令・リップサービス的な という意味です。

      詰まり、同じ意味でも異なる言い方にすることで、聞こえの違いを利用して、相手に気を配り、話す。しかし、時として、過剰的になり、表面だけに成ってしまうので、否定語と一緒に使うことが多いのです。

    例文:

    Tidak usah basa-basi.Katakan saja maumu apa?

    遠慮無用。何がしたいか申せ!

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一言:

歯に衣着せぬ は、初めて聞きました!。嬉しいです。この語は、もうわが心の一員になりました。後は、ちゃんと使えるために、少なくとも百回は、言わないと。

Posted by アルビー