『jangan-jangan』、あっ、もしかしたら。。。

2019年7月13日

『jangan-jangan』、あっ、もしかしたら。。。

**********じゃんがんじゃんがん**********

まず次の例文を見て行きましょう。

  1. A: Sudah jam segini dia belum datang.(situasi)

     もうこんな時間なのに、彼はまだ来ていない。(状況)

    B: Jangan-jangan, dia lupa.

     もしかしたら、忘れるかなァ。。

  2. A: Sudah 10 tahun tidak ada kabar dari dia.

     もう10年間、彼から便りが無くて。

    B: Jangan-jangan, dia sudah meninggal.

     もしかしたら、彼は、もう死んだのかなァ。

【解説】

  1. mungkin』は、『可能性がある』という意味で、実は、可能性が低く、ただの推測しか無いのです。当っても当らなくても、どうでも良くて、沈黙を破るために、必要。取り合えず、言うという感じで、しかし、根拠が無いのです。
  2. jangan-jangan』は、 文1.jangan-jangan 文2。という文章が成り立つ時に、
    1. 文2は、文1(若しくは背景状況)に依存します。
    2. 話し手が、文2の可能性が現実になるのが恐れます。

    というのがいえます。

【練習問題】

下記の状況の元で、jangan-janganを使い、自然な文章を作りましょう。(ヒント以外の文も可能です) 

  1. 鼻水がたれていて、くしゃみと咳が止まらない。

    ヒント:(もしかしたら、風邪なんじゃないの?)

  2. 温泉嫌いなインドネシア人の研修生は、プログラムで、北海道の登別に行くことになった。研修生の可能な台詞は

    ヒント:(しまった、もしかしたら、また温泉?)

  3. 素敵な人がいて、その人のことを好きになりかけたが、『その時、歴史が動いて』指輪を薬指にはめたのを見た。

    ヒント:(しまった、もしかしたら、もう結婚したの?)

*********selamat mencoba***********

【解答】

1.Aduh,jangan-jangan, masuk angin,nih.

2.Aduh,jangan-jangan,

nanti ke ONSEN lagi.

3.Jangan-jangan,sudah menikah.

3の場合、薬指に指輪をはめれば、殆どの場合、結婚指輪ですが、そうではない可能性があります。『結婚した!』という可能性が大きいが、それは、望まない可能性。その時に、インドネシア語で、jangan-janganを使います。

Posted by アルビー