インドネシア語の勉強

2019年8月3日

インドネシア語の勉強

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  1. Nama saya // Albertus.名前  私    アルベルトウス
  2. Saya   // berasal // dari Indonesia.私       来た☆   から インドネシア
  3. Saya//sedang belajar bahasa Korea// di universitas.私    ~中    勉強   言語  韓国   で 大学
  4. Universitas saya//  ada // di Fuchu.  大学     私     ある   で 府中
  5. Kampus   universitas saya// indah  sekali.キャンパス   大学      私   美しい★ とても
  6. Rumah saya// dekat//dari kampus.  家    私   近い   から キャンパス
  7. Bagi  saya// belajar  itu //  menyenangkan.とって  私   勉強   ってのは  楽しい

解説:

1.Nama saya // Albertus.

名前  私    アルベルトウス

インドネシア語は、日本語と異なって、「非修飾語」「修飾語」という構造を持っています。

* 「非」という言葉は、学問的に「ーされる」という意味で使われることが多いので、この段階でしっかりと覚えること。

* Buku (本「ブーク」)

saya (私「サーヤ」)

___________________________ +

buku saya (私の本「ブーク サーヤ」)

* 順番に気を付ければOK。

解説:

2.Saya   // berasal // dari Indonesia.

私       来た☆   から  インドネシア

インドネシア語には、「前置詞」というのはあります。基本的に「ーから」「ーへ」「-と」などの意味があります。「前」という言葉があるので、単語の「前」に来ます。

*授業では、「じゃあ、「後」に着くものなら、「後置詞」ですか」と聞かれたことがあります。勿論、あります。日本語や韓国語は、「後置詞」を多く利用する言語ですね。例えば、「私(は)学校(へ)行きます」の場合の「は」「へ」は、後置詞と分類されることが出来ます。ただ、国語学では、これらの「後置詞」を「助詞」と呼びます。

*(上級)「berasal」はなんで「来た」って訳されるんですか?datangじゃ駄目ですか?(答)datangも勿論良いのですが意味が広すぎます。「ある領域に入ること」もdatangですね。しかし、「berasal」という動詞は「所属」ツマリ「何処から派生するか」を意味するのです。少し難しい話ですが、

Manusia berasal dari tanah dan akan kembali ke tanah.

人間   来た   から 塵  そして「未来」  戻る  へ 塵

訳)人間は塵から派生して、そしてまた塵に戻る。

という有名な言葉があります。その時に「berasal」は[terbuat dari(から造られる)」という意味も持っています。

*ちなみに、 ber 接頭辞 + asal 名詞=berasal 動詞

また訳の分からない言葉がありますね!。(答)接頭辞は、英語で言うと、prefixです。文字通り、頭に接する辞です。最近、mission

impossibleという映画がありますね。実は、impossible

はラテン語に由来して、in(非・不)+possible(可能)です。inは、単語possibleにくっ付いて別の新しい単語impossibleを成しています。日本語も例えば、「ぶっ殺す」の「ぶっ」は「接頭辞」と分類する学者もいますね。

解説:

3.Saya//sedang belajar bahasa Korea// di universitas.

私    ~中   勉強   言語   韓国  で   大学

4.Universitas saya//  ada // di Fuchu.

大学     私     ある   で 府中

質問A://ってどういう意味ですか?

回答:イントネーションの区きりです。インドネシア語には、イントネーションが重要なことですね。確かに意味の違いにあまり影響はしていますが、

次の場合もあります。

oh,ya  あ、そうでしたか?「oh begitu,ya」と同じ意。

oh,ya あ、そういえば、「会話している時に、思いついたことを話の流れに付け加えたい時に使用」

質問B:なるほど。では、sedangというのはなぜ「-中」ですか?他の教科書では、「ーしている」(進行形)とよく書いてありますが。。。

回答:いい質問ですね。sedangは、進行形の「~中・~している」だけでなく、サイズの「中」を表すことも出来ます。むしろ、そっちの方が由来だと思われます。一寸、上級向けの例文をあげますと、

Batere  yang  berukuran  sedang.

電池   繋ぎ  サイズする   中

訳)中サイズの電池

(今の段階では、yangのことを疑問に思っていないで下さい。とりあえず、「つなぎ」と覚えればいいです。 )

sedang は一応、「助動詞」と言います。位置は必ず「動詞」の前です。

質問C:一応と言いますと?

回答:sedangの正体を研究すればスルほど、単純に英語で言う「助動詞」とは異なります。まぁ、私の世界に入らなくてもいいので、とりあえず、世界の平和のために「助動詞」と思ってください。笑。

質問D:英語を長い間、勉強して来たんですが、上記のbahasa Koreaは、目的語でしょうか?

回答:結論で言うと、「目的語」ではない。その理由は、後で、詳しく勉強しましょう。で、私は「補語」と呼びます。インドネシア語では、

目的語と呼ばれるものは、主語にもなり得るのです。

例えば「また上級向け」

① Saya  membeli  buku.私は本を買いました。

動作主 動作  被動作主

② Buku    (saya beli).本は(僕が)買ったのだ。

被動作主  人称動詞

多くの人は②を「受け身」と呼ぶが、私はその呼び方が好きではありません。これだけは、例え 世界平和を妨げるとしても譲りません。私は「便宜上の受け身」「人称動詞」と呼びます。なぜなら、インドネシア語は単純に

動作主 が文頭に現れたら、me-を使用します。

被動作主が文頭に現れたら、me-を取り、そのme-の部分に [saya,Anda,di-] などの人称を置く。

佐々木先生(赤い辞書を作っている大仙人)は、2の形は「ゼロ形」って言います。さすがに、大仙人だから、「受け身」の無茶な使い方は学習を妨げるのを分かっていらっしゃいます。

だから、この段階で、悩むべからず!

質問E:3と4ですが、3では、diは「で」という意味ですが4でがなぜ「に」という意味をつけられますか?

回答:

①.まず、Sさんが言う意味を考え直すべきです。それは意味ではなく「訳の値」です。一個一個の単語の意は、文や句に入れたら、その元々の意を失うことがあります。例えば、

机の脚(つくえのあし)の「あし」は、歩くためのものではなく、板を支える棒の意味です。これは、よく「比喩」に起きる現象です。

そして、ある言語では、全然普通に使えるのですが、他の言語に訳すと、悩みの種を生むこともあります。例えば、

庭にベンチがあります。

There is a bench in the garden(?)

There are benches in the garden(?)

というモノがあります。複数にするか単数にするか迷っていますね。でも、日本人は、気にしませんよね。こうやって、「意味」を使う時にとりあえず、気をつけること。

②.では「で」と「に」についてです。

基本的に、

「で」は「ある所である活動をする」時に使う[助詞」

「に」は「ある所にあるモノ・ことを設置する」

例題:

ア:大阪(で)大阪城を築いたのは誰だ?

a.豊臣秀吉(一緒に加わる可能性もあるから) b.大工

イ:大阪(に)大阪城を築いたのは誰だ?

a.豊臣秀吉 だけです。

インドネシア語の「di」は、「ある場所で活動する」と「ある場所に設置する」と両方とも使えます。

解説:

7. Bagi  saya// belajar  itu //  menyenangkan.

とって   私   勉強 ってのは    楽しい

インドネシア語の構造

主語     +     述語

動詞 前置詞 追加情報

① Saya tidur  di   kamar.

私は 寝ます で    部屋

訳)私は部屋で寝ます。

しかし、追加情報は、文を成立するために、「無くてもいい部分」ですので、位置は、少し自由です。述語の一番大事な部分は、大体 前置詞の前にあります。従って、次のような構文も考えられます。

② (主語     +     述語)+追加情報

Saya tidur    di kamar.

私は部屋で寝ます。

③ 追加情報 + (主語  +   述語)

Di kamar saya tidur.

部屋で私は寝ます。

上記の文は、

Bagi  saya// belajar  itu //  menyenangkan.

とって  私    勉強  ってのは  楽しい

追加情報 +( 主語     +  述語)

と成ります。

質問1:主語のイメージは大体「人」ですけど、上記の文章は大丈夫ですか?

回答:大丈夫です。主語は、人でも事柄でも大丈夫です。ただ、インドネシア語の場合、主語の種類「動作を起こす者」「操作を受ける者」「対象」によって、出てくる形が様々なので、要注意!

質問2:英語の場合、動詞を主語に立てる時に、名詞化する必要がありますよね。例えば、上記の場合、study-ing か to

studyにしてから、主語にします。後、日本語の場合、「勉強するコト」か「-する」を外すかですね。

回答:インドネシア語の場合は、名詞化する必要がありません。確かに「名詞化する」ための「接辞」がありますけど、基本的に  「順番」で分かるのです。

主語     述語

Belajar itu   menyenangkan.

To study  is fun.

Studying  is fun.

勉強するコトは 楽しい。

どんな「品詞」でも、主語に入ったら、必ず「名詞」になるという規則があります。

質問3:上記の文には、「itu」というのがありますが、別の本では、[その」としか書いてありませんが、どういうコトでしょうか?

回答:確かに、本を読むことは大切ですね。でも、市販に出回っている教科書は全てが良いとは限りませんからね。で、「itu」は確かにいわゆる「指示詞」(何かを指す)意味を持っています。しかし、会話の場面において、

itu は 相手に「新しい情報」を与えたり、物事を定義したりします。

主語+(情報提供の印)+述語+(情報提供の強調詞)

Saya   itu     orang Indonesia,(lho).

僕 ってのは      人  インドネシア(だよ)

僕 ってのはね、インドネシア人(なんだよ)

上記の文は、相手の誤解を解いたり、相手に自分の秘密などを明かしたりする時に使います。括弧の中は、ジャカルタ弁などによく出てきます。

Posted by アルビー