官職・現職を退く・隠居する (上級編)
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ミス・ユーにバースに関するKompas の記事で、次のような文がありました。
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文1:Kalau sudah meletakkan mahkota,
~なら ~した 置く 冠
意味:その(ミス・ユーにバース)の座を退いたら、
文2:apa yang hendak dilakukannya
何 ~しようとする ~する
意味:彼女が、何をするのかなぁ。
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ある役職を退く・隠居する
- 【表現の問題 】
- meletakkan mahkota 王冠を置いて(退く)
- turun tahta 玉座を降りる
- 【文法の問題 】
- Saya membaca buku. に対して、
- Buku [saya baca]. という同義異構文が存在するのです。
では、本 という情報を聞くために、次の二つの方法があります。
- Saya membaca buku.
Anda membaca [apa] ?
と聞きたい情報の位置に、疑問詞を置きます。
- Buku [ saya baca]?
Apa(yang) [Anda baca]?
と主語を聞くために、疑問詞の後ろに「yang」をつけることです。これは、文法なので、そういうものだと思って下さい。
- Saya akan masuk universitas.
(私は、大学に入る予定だ)
[Siapa yang] akan masuk universitas.
とやはり、主語を聞くので、yangも入っています。
しかっし、ちょっと待った!~~の市販教科書には、
Siapa membeli buku というのが書いてありますが。。。。
それもありますね。しかし、インドネシア語の種類が違います。どう違うかといえば、”標準語”の範囲なら、必ず、yang が入ります。その本の作成者も、インドネシア語の本を書ける位の能力があるので、それも分かっているはずです。しかし、ど~説明するか というと、全ての教科書の著者は、佐々木先生並(インドネシア語文法の仙人)の言語学の知識を持っていないので、黙って、そのまま、書きます。
著者が分かっていないとかではありませんよ。
- 【一言】
- 実は、何人かの中級者の生徒さんは、この文を解読して翻訳した時、単純に、『王冠を置けば、何をしますか?』とあっさりとこの文の重要な情報を逃してしまいました。
この”要らない情報を逃す”ことを理論化して立派な論文になるかもしれませんが、しかし、それよりも、”じゃどうすれば改善できるか考えた方が良い”と思います。
- 初級の段階、”要らない情報”を逃がして、”通じない”によるストレスを軽減出来て、前に進めるのです。これは、いわゆる”帰国子女・留学生・滞在経験者”の技です。彼らの話す秘密(実は、私も含めて)は、要らないことを見逃して、”場をとにかく見る”のです。
- そして、ある段階に達せば、実は、このグループの人たちに、不利なことが起きてしまいます。
- それは、”重要”な情報まで見・聞き逃してしまいます。
- 嫌がられているのかもしれませんが、私は、必ず、毎回、文章を読む時に、とりあえず、
- パッと見て分からないもの
- いや待ってよ、どこかで、見たことがあるんだよなぁ
- 何だったっけなぁ
- と感じたら、直ぐに、線を引きなさいと言うのです。
- それは、私もそうだった・今もそのような方法を取っているからです。
- 初級の段階、”要らない情報”を逃がして、”通じない”によるストレスを軽減出来て、前に進めるのです。これは、いわゆる”帰国子女・留学生・滞在経験者”の技です。彼らの話す秘密(実は、私も含めて)は、要らないことを見逃して、”場をとにかく見る”のです。
中級者以上・C級以上の保有者・帰国子女・滞在者・滞在経験者の皆さん、是非、このような方法を取りましょう。そうすれば、何か鱗みたいなものが目から落ちる・の・かもしれませんね。
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