-nyaの整理
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- 機能
- 普通名詞
- Rumahnya di Koganei.
彼の家は、小金井にある。
例の家は、小金井にある。
君の家は、小金井にある。
……
- Andi, bukunya mana?
アンディ、本は(どこ)?
教室の場面で、外の学生は、教科書を持って来たのに、アンディは、持って来ていない。そして、先生は、アンディにたずねる『本は、….』)
- Rumahnya di Koganei.
- 固有名詞
-
A: Aya, rumahnya di mana?
アヤは、家は どこ?
B: Rumah saya di kota Musashino.
私の家は 武蔵野市にあるよ。
A: Omong-omong, [Musashino]nya di mana?
ところで、 武蔵野だけど、どこなの?
B: Di Kichijoji.
吉祥寺だよ。
-
- 動詞
-
- Kereta ini// berangkat //jam satu.
主語 動詞 時刻表示副詞
この電車は 出発する 1時に
この電車は1時に出発する。
- Kereta ini // [berangkat]nya // jam satu.
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話題表示副詞 主語 述語(名詞)
この電車はね、 出発はね、 1時だよ。
- Kereta ini// berangkat //jam satu.
- Ya,aya, kamu // tidurnya // jam berapa?
ねねアヤ 君は、 寝るのは 何時なの?
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- 形容詞
-
- Kota ini dingin.
この町は 寒い。
- Orang di kota ini // hatinya // “beku”.
人 に 町 この 心は 凍結している
この町の人たちは、心が鈍感?。
町の寒さ と 『冷たい心』の関係があると仮定
- Dinginnya kota ini membekukan hati
この町の寒さ は、心を凍結させる。
例句
- Kota ini dingin.
-
- panasnya hati
心の熱さ–>ヤキモチ心
- cantiknya gadis itu
その娘の美貌
- panasnya hati
-
- Aduh,…..cantiknya.
あららら、何て綺麗なコト。<–ちょっと変な日本語
綺麗だね。
- Aduh,…..mesranya.
きゃー、なんてラブラブなコト。
ラブラブだね。
- Aduh,…..cantiknya.
上級解説:(読まなくてもいいです。凝った自分の趣味なので)
2.の文を可能にする仕組みは、どのような仕組みなのか?
- まず、以前、Cさんが挙げた例文パターンを検討すれば、
- Harganya buku ini berapa?
この本の値段はいくら?
- Namanya adik saya Dewi.
妹の名前はデヴィです。
aとbの文は、標準語としては、やはり、不自然であるにもかかわらず、dinginnya kota ini(この町の寒さ)は文法的な文である。この事実から、次の選択を示唆している。
- harganya buku ini を定着化して、標準語として普及させる。そして、言語使用者集合体に、自然淘汰してもらう。
- harganya buku ini と dinginnya kota iniの根本的な相違を見出して、自然とされる文に適用して検証する。
I.は、言語政策問題と関係しているので、私だけの力には、出来ないが、II.を選択する場合、研究がまださらに進めることが出来る。
- 現在、手がかりになりそうなコトとして、
- harga と buku は、名詞である。
- dinginは、形容詞だが、kotaは、名詞である。
- 最近、『rajanya raja(王様の中の王様)』
『tehnya teh(お茶の中のお茶)』
といったような表現が流行っている。そして、可也自然に受け止められる。
- (c)の例文は、正しい文だと仮定して、
teh1nya teh2 といった表現は、『お茶2のお茶1』となり、1=2だとして、反復が起こったが、その結果、『全てのお茶の中で、一番美味しいお茶』という意味とほぼ等しい。 - 従って、tehnya teh は、特集な表現で、『所有』をあらわしていないので、-nyaの使用が可能である。
- a-eを元にして、
- 標準語において、『所有』以外の意味なら、-nyaが許される可能性が大きい。
<–上記の議論は、全ての場面を尽くしたかどうかの証明がなされていないので、f.の結論は、可能性として、残るしか表しようが無いのである。
-
『主格化』(句の主語にすること)
付く前の条件を課しない。
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