『melakukan(ーする、行う)』
************************
日本紹介の文には、『melakukan(ーする、行う)』という言葉が頻繁に出て来ましたので、昨日は、『melakukan』の受動態の形を利用した、Kennedy氏の有名な言葉を学び、駄洒落などを作ってみました。
英語では、
And so, my fellow Americans, ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
日本語では、(大体)
アメリカ国民の皆さん、国家があなたたちに何をしてくれるかを求めず、国家のために何ができるかを考えてください。
私は、バンドン工科大学に、いた頃、この表現を弄って、
部員の皆さん、部活があなたたちに何をしてくれるかを求めず、部活のために、何が出来るかを考えてください。
ってよく言いました。皆、警察とかと、追いかけっこしたり、デモしたり、楽しかった!。<–ちょっと本題から脱線してしまいました。
- まず、次の文を見て下さい。
- Kami // harus melakukan // hal itu.
私達は しなければならない そのこと
私達は、そのことをしなければならない。
- Kami // harus melakukan // apa?
私達は、 しなければならない 何
私達は、何をしなければならない?
- 【解説】
- 主語以外の『情報』を聞き出すために、そのまま、その位置に、疑問詞を置けば良いので、上記の文は、一応、文法的です。
そして、1.の文を『受動態』にして、次のようになります。
- Hal itu // harus 【kami lakukan】.
そのこと must 私達がする
そのこと(を)私達がしなければならない。
- Apa yang // harus 【kami lakukan】?
何 must 私達がする
私達は、何をすればいいのか?
- 【解説】
- インドネシア語では、英語と異なって、上記(2と4)の通り、疑問詞の置き方が二つあることに注目してください。そして、中にも、4.の文は、少し作りにくいので、【文語】っぽく聞こえます。難しい概念を表すために、4を使用することが多いのです。
また、apa yang は、関係代名詞として機能することが出来ます。yang が関係代名詞だと記述する教科書が多いのですが、これは、[yang]の本質ではないことに、注意してください。高校まで、勉強して来た英文法は、万能ではないので、逆に、一個一個の事柄に、あまり、ネーミングをしない方が身の為です。
関係代名詞的使い方
- Kami tidak tahu 【apa yang harus [kami lakukan]】.
私達は、【私達がなすべきこと】を知らない。
- Kami berdoa mengenai【apa yang harus kami lakukan】
私達は、【私達がなすべきこと】について、神に尋ねた。
6までの準備をして、沢山の復習をしてから、やっと、Kennedy大統領の名文句に辿りつきます。ここで、部分に分けて、分析したいと思います。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
- 国家があなたたちに何をしてくれるかを求めず、
【訳】
Jangan tanya【apa yang akan (kamu dapat) dari negara】not 尋ねる の will 君が貰う から 国
- 国家のために何ができるかを考えてください。
【訳】
Tanyalah pada dirimu sendiri,きき給え に 自分自身
【apa yang dapat (kamu lakukan) bagi negara】
の 出来る 君がする に 国
7と8の文の内容を考慮した上、【tapi(しかし)】という逆説接続を適用すれば、
- Jangan tanya apa yang akan kamu dapatkan dari negara, tapi tanyalah pada
diri sendiri apa yang dapat kamu lakukan bagi negara.
となります。
最近のコメント