rupanya【インドネシア語・主観的確信】
rupanya【インドネシア語・主観的確信】
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- 書き取りの練習をやりながら、いくつかの表現の復習もしました。その中で、一番気になっているのは、
- rupanya
- sepertinya
- tampaknya
- kelihatannya
- katanya
です。
- では、次の文章を見て行きましょう。
- Rupanya hari akan hujan.
- ”Hari akan hujan. ”
- Katanya hari akan hujan.
- 日本語に訳せば、
- どうやら 雨が降る ようだ。
主観的確信
- 雨が降る。
客観的確信
- 雨が降る そうだ。
不確信
となります。
- 解説:
- 授業では、mungkin(かもしれない)やbarangkali(もしかしたら)と比較して、【雨が降る】確率がどれ位ですか とよく聞かれました。
- しかし、確率というよりも、話し手の確信 に、話を戻した方が、シンプルに理解出来るとは思います。
- Rupanya 【hujan akan turun】.
どうやら 【雨が降る】ようだ。
話し手の今までの経験に基づいて、会話時点の空模様を察せば、雨が降るのだが、しかし、その『経験』は、正しい かつ 皆に確認出来る自信が無い時に、使われるのです。
- 【Hujan akan turun】.
雨が降る(ぞ)。
話し手は、雨が降る事柄をただ述べるだけです。しかし、akan は、未来の出来事の印(助動詞)であり、つまり、まだ経験したことの無いことを述べるための助動詞です。従って、皆が文句を言わなさそうな経験に基づいて、『雨が降る』ことを述べるのです。
皆に、【雨が降る】根拠について疑われたら、大体『pokoknya(兎に角)』が来ます。
- Pokoknya hujan akan turun.
兎に角 雨が降るよ。
- 注意:
- 客観的というのは、基準が難しい。錯覚かもしれません。最近、良き社会人とよく出会いました。しかし、なぜか、自己出張を避けるのか 出る杭を打たれるを恐れるのか というコトで、『-かもしれませんね』
- 『そのようですね。』
- 『どうやらーようですね。』
- という人もいるようです。
- Katanya hujan akan turun.
雨がふるそうです。
katanyaを使えば、ある出来事に対して、話し手は、全く確信が無く、ただ、言及するだけです。しかし、言及は、言及でも、情報源を書いていれば、論文や評論になります。
- Kata Tanaka hujan akan turun.
Menurut Tanaka hujan akan turun.
- 『そのようですね。』
- Pokoknya hujan akan turun.
- しかし、確率というよりも、話し手の確信 に、話を戻した方が、シンプルに理解出来るとは思います。
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- まとめ:
- インドネシア語において、
- 『 話し手の心持ち + 【 事柄 】 』
- という図式が成り立つと考えられます。
- このような研究は『modality』の研究と言います。
- その他の例として、
- Seharusnya 話し手の『あるべき出来事』
- Sepantasnya 話し手の『あって当然だと思われる出来事』
- Sebaiknya 話し手の『良きと思われる出来事』
- 『 話し手の心持ち + 【 事柄 】 』
- 一言:
- 話し手の心境を伺うための語頭の印には、共通点があります。それは、-nyaを使うことです。従来の-nyaをここまで理論拡大出来たらなぁ。
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