中級【’kan 「~でしょう!」】
中級【’kan 「~でしょう!」】
************************
bukan に由来するそうですが、付く位置によって、微妙に意味が変わります。
文末に来る‘kan と 主語の直後に来る‘kan がありますが、今回は、文末に来る‘kanについて、お話します。
************************
初歩的な使い方ですが、
- 機能 :
- 相手に肯定してもらうことを期待して文を作ることです。
- 訳し方:
- ~でしょう。~だよね。
- ① Kamu sudah dewasa,kan?
- 君は、もう大人でしょう!
- 解説:
- ② Kamu sudah dewasa?(君は既に大人ですか) に対して、聞き手は、50%ー50%、yes か no かを答えることが出来ますが、①の文に対して、聞き手は、yesと言わざるを得ないと感じるのです。
- ①の文に対して、聞き手の自然な反応は、
- うん。そうだけど、何か?
- うん。ごめん。
- 。。。。。。
です。
このような反応を期待して、‘kanを文につけるのです。 この”期待“というのは、ある種の”決め付け・固定観念“です。
+——————————+
次の会話例を見ていきましょう。
Aは、Bに、道を説明している。
A: Di depan sana ada lampu merah‘kan?
そこに、信号がありますよね。
B: Ya,betul…..
はい、そうですね。。。
A: Dari sana, belok kiri……
そこから、左に曲がって。。。。。
+——————————+
Aは、Bが、同じ信号を見ているかどうか を確認します。
“確認”とは、私たちが、あるコトについて、少し確信を持って、それを真か偽かと検証する行動です。このように、何かを説明する時も、聞き手・相手の視点を常に、意識して確認してから、物事を伝えた方が分かり安いのです。
最近のコメント