-anの知られざる意味

2019年7月13日

-anの知られざる意味

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今週の中級・上級は、janji kera 『猿の約束』でした。その中で、ジャワ語の文法が由来であろうと思われるものは、いくつかあります。

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では、早速、例文にいきます。

  1. Karena suka makan kacang, wajahnya jerawatan.

      ピーナッツをよく食べたので、顔は、ニキビだらけになった。

  2. Kasihan sekali! mulut si kera bisulan.

      何て可愛いそうに、猿君のお口の周りは、お出来が一杯。

  3. Kulitnya kudisan.

      皮膚がたむしにかかっている。

      疥癬だらけだ。

上記の例文から、-anが付くと、『一杯・群れている』という意味が出てくるのです。群れている というコトは、カテゴリー・範疇と関係しているというコトなので、人の性格も表すことが出来ます。

  1. Dia mata duitan.

      彼の目には、金だけだ。

        mata

        duit お金(同:uang)

        mata duitan –> 金しか見えない。金のためなら何でもやる。

但し、このような-anは、あくまでも借用なので、生産性が低いのです。上記の四つを覚えて頂ければ、十分です。

Posted by アルビー